散歩にはストレスを発散する効果があります。
一定のリズムで歩くと脳内のセロトニンという神経伝達物質の分泌を促す効果が期待できます。
セロトニンは幸せホルモンと呼ばれ、精神の安定や安心感をもたらしてくれる物質で、不足するとストレス過多になりやすいと言われています。
歩くというリズム運動でセロトニンを活性化することで、イライラ感や不安感が減り、リラックス効果が高くなります。
人間はもともと体を活発に動かすように設計されています。
動いているのが自然な生き方なんですね。
今までなら会社や学校に行くだけでも、往復1時間以上は歩いていたのに、テレワークやオンライン授業がスタートして、家から一歩も出ないという人も増えたのではないでしょうか?
軽めの散歩で体を動かすと心も体もリフレッシュできます。
できれば朝日を浴びながらの散歩がおすすめです。
なぜかと言うと、朝日を浴びることで体内時計がリセットされるからなのです。
リセットされた時間から15~16時間後に、脳の松果体という部分からメラトニンというホルモンが分泌されて眠気が出ます。
午前8時にリセットすると23~24時ごろに眠くなります。
体内時計の働きが乱れるので、夜はスマホやパソコンなどのライトをできるだけ見ないようにしてください。
午後歩きたいという方は、朝カーテンを開けて朝日を浴びるだけでも体内時計は、リセットされるので大丈夫です。