「同僚やお客様に批判されて、腹が立ったり、傷付いてしまった時、どうする?」
お仕事をしていたら、
同僚やお客様に批判されて、
腹が立ったり、傷ついてしまった…
そんな時誰にでもありますよね。
どうしたら良いでしょうか?
まずは
私たちは誰もが、批判されたり、クレームを言われたり、
文句を言われたり、怒られたり…
嫌な事を言われると、
誰でも嫌な気持ちになるものですよね。
これはある程度当たり前の事です。
なので、
「嫌な気持ちになってしまった…」
↑
この事は当然なので、
別に悪いことじゃないです。
ただ、その事を、
ものすごく引きずってしまったり、
相手に対する怒りが大きすぎて苦しくなったり
または
自分を強く責め過ぎてしまって苦しくなったり…
必要以上に強いストレスを感じてしまって
疲れてしまう、
そんな時、心の持ち方をどうしたら良いのか?
という話をしていきます
批判された時、
・言い返してやる
・こっちにも言い分があるのだからそれを伝える
・次はもっと上手にやる
・気にしないようにする
…こういう事の前に、
まず、
心の中に溜まったネガティブな思いを
いったん、降ろしてみましょう。
【どうやるか】
1:相手に向かっている気持ち、言いたい事を
全部心の中で言ってみる。
「あの言い方は酷いよ」
「怒るほどの事じゃないよね」
「こっちにも事情があったのに」
「ふざけんな!」
などなど…
どんな汚い言葉であっても
どんなに酷く相手を責めてたりしても
全部否定せずに自分の言い分を聞いてあげて下さい。
徹底的に自分の味方になってあげましょう。
そして、更に大切なのが
2:自分の心の中でどんな事が起きていたのか?
を見てあげる。
出来事としてはシンプルで
□□さんが、「○○○…」と言った。
それだけかもしれません。
でも、その時、心の中ではもしかしたら…
「攻撃された!怖い!」
そう感じていて、
小さな自分がギューーーっと小さく縮こまっているかもしれません。
自分の存在ごと否定されたような気がして
悲しくなって
ションボリしてる自分がいるかもしれません。
これは、「嫌な気持ちを感じる」という行為なので
なかなか1人でやるのは難しかったりするかもしれません。
ここの部分、一緒にワーク出来るように動画も撮りましたので
良かったら参考にして下さい。
心の中で何が起こっているかを
じっくり観察して、気づいていきましょう。
(まず気づいてあげないとなかなかケア出来ませんので…)
そしてそれから、色んな事を思ったり感じている
「自分の気持ち」のケアをして行きます。
気持ちのケアをする、というのは
「認めてあげる」という事ですね。
あ… 私、怖かったんだな…
うわ、こんなに悲しかったんだ…
ショックだったんだなぁ… などなど
自分の心の声や感情に正直になって、それを認めていきます。
怖い、とか
悲しい、とか
ある意味自分の弱さを表しているような本音に
ひたすら正直になるというのは
最初は難しいかもしれません。
その場合は
「身体の感覚」だけキャッチして感じて行く、
それだけでも良いです。
最初から全てが上手に出来なくても良いのです。
多くの場合(私自身も沢山のこのような経験がありますが)、
この心の中で起こっている事を置き去りにしてしまいます。
・ギューーっと縮こまって「怖い!」と、小さくなっている自分
・「否定された」と悲しくなって傷ついた自分
このような
傷ついた自分を置き去りにしてしまいがちなんです。
次どうするのか?
言い返してやろう、
次はもっと上手くやろう、
仕事としてどうするべきか、
そっちに意識が行ってしまうんですよね。
でもそうすると、心のケアをしないまま
次の行動に行く事になってしまうので
ネガティブな感覚、心の痛みが残ってしまいます。
ですので、次のステップ、次の行動に行く前に
心のケアをしてから進んで行きましょう。
(仕事上で批判された時は
ケアをする時間が取れない事ももちろん多いですよね。
その場合は
まず仕事とか次の行動をした後、
家に帰ってから
または休みの日に
ゆっくり気持ちのケアをするのでも良いですね)
そうすると、
余分なネガティブな感覚を引きずらずに
お互いに心地良く次に進めるのではないでしょうか?
どなたかのお役に立てれば嬉しいです。
同僚やお客様に批判された時にどうする?
「こころコンサル」こちらも併せてご覧ください。