働く大人たちの心のケア

こころのしくみを学ぶ

一人ひとりの心の健康度をあげて幸せな企業を増やす

   
   

<目的>
働く一人ひとりが心身ともに健康で、その人らしさが充分に発揮して生きれることは、個人の幸せだけでなく、家庭の幸せにもつながります。それは働く職場の生産性にもつながり、ひいては地域の貢献にも繋がっていきます。自分を大切に生きることができるようになると、周りの人とも良好な関係が築きやすくなります。自分との関係が他者との関係に大きく影響しているからです。

<期待されること>
 *前向きで明るい職場づくり(自分も相手も尊重する心地よい人間関係)
 *個人の本来備わっている能力の発揮
 *パフォーマンス力のアップ 
 *従業員の心の状態の把握、うつの予防、
 *バーンアウトの予防
 

<こころのしくみ講座の提供>
心には誰にも共通する仕組みがあります。そのことを学ぶことで、自分をどのように振り返ったらいいのかを知ることができます。無意識に繰り返していた他者批判や自己否定の奥に隠れた気持ちを知ることで、自己を変化させ、スムーズな人間関係を築くヒントを得ることができます。

 
<おすすめの3つの講座>
この3つ講座は、こころ(や身体、脳)の基礎的なしくみを学ぶことで、私たちのこころや身体の背景を深く理解していく視点を養う講座です。この講座を学ぶことで、他者理解だけでなく、自己成長を促し、安心した土台の中でハートフルに人と繋がり、関わりあえる関係性を築くことを目的としています。こうした視点を養う3回講座です。(講師により内容に変更あり)



【こころの基礎講座の内容例(講座の要約)】

①境界線 〜自分も他者も尊重する心の線引きで悩みを蹴らす〜

人付き合いで悩んで自分が疲れる前に、まず境界線について意識を向けてみませんか?
境界線が適切に引けるようになると健全な自己愛が育ち、より良い人間関係のベースができてきます。
『心地よい距離感』『尊重し合う関係』の中で、私たちは自分や他者への信頼を培っていきます。
自己信頼は落ち着いて自分の仕事に集中できる土台を作ってくれ、他者信頼はチームワークを強くしてくれます。

◉学んでほしいこと、理解してほしいこと

□目に見えない3つの領域があることを理解する
□境界線には3つのタイプ
□あなたは主にどのタイプですか?
□どんな時に、どんな相手に、境界線を越えがちですか? 
 または越えられがちですか?
□あなたの親子関係、夫婦関係、仕事関係ではどんな感じですか?
  任せられていますか? つい手を出しがちですか?
□境界線は良い悪いではなく、相手(自分)の考えや行動を尊重できているかを理解する
□境界線を越えられた時、どんな風にあなたは自分を尊重しますか?
□境界線を超えてしまった時、あなたはどんな風に相手を尊重しようと言動を修正しますか?

  
◉職場での取り組み

□相手や誰かの問題に首を突っ込みすぎていないか
□自分の目的に集中できているか
□答えのでないことに悩みすぎていないか


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②脳神経学的アプローチから見る私たちのこころ (ポリベーガル理論)

ストレス時に起こっている脳や神経、体の仕組みを知り、『私たちの中(心、体)で何が起こっているか』を深く理解することで、私たちがいかに安心、安全を求め、それをどのようにして得ているのかを学んでいきます。
今最新の神経理論を学ぶことで、人類として、自分の神経を整えて、どのように人と関わり、つながりっていくのがいいのか知ることができます。それは正しさ、良い悪いで判断するのではなく、安心、安全、思いやり、愛、創造力がどのように生まれてくるのか、学んでいきます。
講座の後半は、ウルトラマンvsジャミラの戦いを例にとりながら、私たちの心が脳神学的にどのような動きを辿っているのかを知り、心の背景を説明していきます。神経を整えて、人間関係もいい感じに整えるワークもあり。



◉学んでほしいこと、理解してほしいこと

□脳幹から安心、安全を感じることが、心の健康と人間関係には大切だということ
□脳幹が緊張すると自律神経系が過活動になるということ
□つながりの神経(腹側迷走神経系)をベースに働かせ行くと、人とつながりやすく、心地よい関係ができること
□神経系の過剰な緊張を緩めて調整力をつけることができること
□あなたは日々、どんな調整ワークができますか? していますか?
□どんなセルフケアの方法がありますか?



◉職場での取り組み

□体やこころが疲れる前に積極的に休むことができているか
□相手の神経や心理的状態を知って休憩を促せているか
□自分が何をすればこころが休まるか知っている
□体が崩れ落ちるような疲れまで、つかれをためていないか気づく
□一人の時間も、たくさんの人といる時間も楽しめているか気づく
□プライベートな時間を仕事などに当てて、犠牲にしていないか気づく
 

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③投影 
投影などの仕組みを知ることで、自分をどのように振り返ったらいいのかを知ることができます。
無意識に繰り返していた他者批判や自己否定の奥に隠れた気持ちを知ることで、自己を変化させ、スムーズな人間関係を築くヒントを得ることができます。
皆が自分を適切に振り返ることができるようになると、誰かを悪者にする必要がなく、お互いの弱みや痛み、そして強みや個性を共有し、受け入れあう成熟した人間関係の土台を築くことができます。


◉学んでほしいこと、理解してほしいこと

□自分の思いは事実ではなく、解釈であること
□私たちは事実ではなく、解釈によって苦しんでいることが多いこと
□ネガティブな思い込みが不安や恐れを作り、無意識にストーリーを頭の中に作り出し、それが真実のように感じることがあること
□そのネガティブな思い込みは、自分自身の過去の経験(トラウマやこころの傷)、親や社会通念の刷り込みからできるということ
□私たちは普段『良い自分、素晴らしい自分』だけで生きようとしていること
□良い自分で生きるのではなく、ナチュラルな自分で生きることが心が楽なこと



◉職場での取り組み

□起こった出来事に対して、事実と自分の解釈、感情を分けて考えて、自分の思いを振り返る。
□事実と自分の思いが混ざっているかもしれない時、お互いに『それって本当?』と聞き合う。
□『こういう可能性があるのではないか』『こんな考え方もあるんじゃないか』と
□自分のネガティブな思いに違った見方を取り入れてみる


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